迷惑電話を受けたり、詐欺まがいのメールを受信した方も多いのではないでしょうか。今日(1/21)の大分合同新聞に【詐欺被害23億円を超す】という見出しで関連記事が掲載されていました。大分県内では昨年度は特殊詐欺に関して2.4倍、SNS投資・ロマンス詐欺で1.6倍、前年度より増加したとあります。
大分県警の担当者の弁が書かれていました。「会ったこともないも見たこともない人からお金の話をされた場合は詐欺を疑ってほしい。少しでも怪しいと思ったら迷わずに家族や警察に相談してもらいたい」。至極当然のことですが、注意しても被害に遭う方が増加しているのは残念なことです。
私の自宅の固定電話は留守番電話にしています。詐欺まがいの電話には絶対に出ないという意思の表れです。過去にはこういう電話が数回ありました。「今お使いの電話は2時間後に使用できなくなります。お問合せは・・・・」と続きます。指示通りにすると怪しげな人物に行きつき「電話が切れないためには云々」となるのでしょう。妻は最寄りの警察署に報告しました。
傍からみると「ロマンス詐欺にかかるなんて・・・」と思うのですが、相手は被害者を信用させる手口を盛り沢山に持ち合わせています。被害者の状況を踏まえて、最適な手口(!)を存分に使いこなすのです。「絶対に引っかからない」という絶対の自信を持つ方はとても危険だそうです。「自分も引っかかるかもしれない」という心構えの方が心理的に安全だと思います。
いずれにしてもお金の話になったら「これは詐欺だ!」と考えるべきでしょう。たとえ恋人関係にあってもお金の話が出たときはさっさと分かれるべきです。一緒になってから後に相手の浪費癖や博打癖、投機癖等々お金に係る問題行動に悩まされること間違いなしです。
今日の大分合同新聞の記事を読んで、改めて詐欺にかからない様にと心を引き締めた私でした。