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今日は30年前に阪神淡路大震災が発生した日です

 前回に引き続き大地震の話です。今日1月17日は30年前の平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災が発生した日です。私はこの日時を忘れることはできません。何故ならその時期に私は福岡市で中小企業診断士の3次試験(実務試験)を受講していたからです。

 その当時の3次試験は数人(5人程度)でグループを作り対象企業を訪問し代表者の聴き取り等を行った上で、グループで報告書を作成し経営者へ報告するというものでした。前半5日間で1社、後半1社5日間の計2社10日の診断と報告書作成を行う試験でした。震災当日の17日は前半が終わった翌日で、私は宿舎で休息をとろうとしていた日でした。

 朝食を摂ろうと食堂に行くとTVで尋常でない光景が打ち出されていました。びっくり仰天です。声もでません。高速道路や建物が倒壊し火災も発生しています。誰も何をしたら良いのか、ある意味で放心状態でした。奇しくも当時の総理大臣は大分県選出の村山富市氏でした。まだご存命ですが当時はどのような意思決定と行動を取られたのでしょうか。心中察するものがあります。

 私の親族でも妻の祖母が神戸市に住んでおり被災しました。人身被害はなかったのが幸いでした。ここ数日メデイアが復興の状況についてコメントしています。当初に思い描いた姿にはなっていない様です。それでも街中には人通りが多くなり賑わいも徐々ではありますが復活しているようです。

 昨年夏と今年早々に宮崎県日向灘を震源とする地震が発生しました。常日頃から巨大大地震に対する備えを怠らない様にしたいものです。