11月4日(月)は「中小企業診断士の日」でした。私が保有している特定社会保険労務士や行政書士では業法があり、業法によってその士業の権利義務等が明確に定められています。ところが中小企業診断士は業法がありません。経済産業大臣に登録申請し官報で公示されて国家資格者となります。
一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会が主体となって「中小企業診断士の日」を設定しました。昭和23年11月4日に中小企業庁により「中小企業診断実施基本要領」が制定され、「中小企業診断制度」が発足したことにちなんでの制定です。
各都道府県協会と一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会とが色々なイベントを開催しています。大分県協会では11月3日(日)にイベントを行いました。その席で私が30分で「経営者とのヒヤリングのポイント」について講演をしました。日光東照宮にある”見ザル・聞かザル・言わザル”を逆説に”みる・きく・言う”が成功するヒヤリングのコツだと説明しました。
その後は30分の模擬ヒヤリングの実演です。創業者で後継を考えている経営者とのヒヤリングを50名の聴衆を前に行いました。事前にロープレの打合せはなし。実演が参加者の参考になったかは多少不安に残るところでしたが、先ずはOKとしましょう。