令和4年1月1日から令和4年12月31日迄の間に発生した労働災害で、休業4日以上の死傷者数となった事故原因割合1位は「転倒」でした。2位は「動作の反動・無理な動作」による腰痛等となっています。転倒の件数増の理由の一つとして労働者の高齢化(特に中高年齢の女性労働者の増加)があるようです。中高年齢の女性に該当する私も先週、転倒はしませんでしたが転倒しかけたため必死で踏ん張ったところ、その反動で腰に力が掛かったようで腰痛を引き起こしてしまいました。雨の日に出掛け、建物の入り口で歩きながら鞄の中のものを取り出そうとしたところ、ズルッと濡れた床に足を滑らせてしまいました。立ち止まって落ち着いて行動をすればこんなことにはならなかったのに…と帰りの車内でひとり、脳内再発防止対策会議を行いました。「滑り」による転倒災害の原因に”雨で濡れた通路等で滑って転倒する”があります。梅雨時は社内の通路や駐車場から会社までの道路等、普段よりも滑りやすくなっていると思います。社内の床面は直ぐに水を拭く、足ふきマットを設ける。駐車場から会社まで走らないよう時間に余裕を持って行動する等、転倒防止対策を行ってください。