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2つのビジネスホテルチェーンに宿泊、私のCSに大きな違い

 所要で北海道に行ってきました。5泊6日の旅でした。季節柄、寒さが増してきましたが、それもさておき宿泊したホテルの話をしたいと思います。Aホテル、Bホテル、Cホテルの3つのホテルに泊まった感想です。

 AホテルとCホテルはチェーン店で、全国に多数のホテル網を抱えています。ということもあり、ネット検索で「この位の価格で」と見つけてネット予約しました。Aホテルは最初の2泊と最後の1泊の計3泊、Cホテルは中間日の1泊です。Bホテルは北海道(?)の企業グループが運営しているらしく、著名温泉郷に系列3ホテルを持っていました。

 この3つのホテルの客室の広さがまちまちなのです。先にBホテル。このホテルは知人が予約し支払いもしてくれたので、宿泊料金は???です。著名温泉郷にあるホテルなので、客室は「広~い、広すぎる」の一言。でも夕方と早朝の2回、ゆっくりと大浴場を満喫しました。

 さて比較検討の問題としたいのはAホテルとCホテル。2つのホテルはビジネスホテルとして全国にチェーン展開しています。ビジネスホテルの範疇なので、客室や浴槽等の広さ、アメニティ、無料の朝食サービスはほぼ似通っていると思うのですが、予想外の違いがあったのです。

 Aホテルの客室はまずまずの広さで、「これまで利用してきたDチェーンより広い」と感じました。印象はグッドです。ところがCホテルは最悪です。部屋は狭く、椅子がないので書き物も出来ない。また、通路やトイレ・浴槽の窮屈さにグーの音も出ません。通路が狭いので、旅行鞄を開こうにも一苦労です。「何でこんな狭い部屋を予約したのだろう」と自分の対応に腹が立ちました。

 AホテルとCホテルの宿泊料金はほぼ同じです。しかし、その価格に対応する満足度は正反対です。Aホテルはグッド、Cホテルはバッドです。顧客満足度を計る計算式として、分子がバリュー(V、価値観・価値額)、分母が価格(C)で表わすことができます。V÷Cが1の時は「当り前」で、1.3以上になる「満足した」となります。仮に0.5以下となれば「激怒」となります。表現は下品ですが「バカヤロー」と怒鳴りたくなります。

 私の印象としては、Aホテルの最初2泊は1.2程度、次の1泊(別の部屋)は1.5でした。その反対にCホテルは0.6位かな。「金輪際、Cホテルはどんなに安くても絶対に止まらない」と決心した私でした。