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休耕畑で来春に向けての農作業

 昨日(11月30日(月))、仕事を休んで実家の休耕畑の手入れに勤しみました。今は亡き父母が美味しい野菜を沢山作っていた畑も、母が体調を崩し亡くなるまでの15年間ほど、何も栽培することなく月日だけが空しく過ぎていました。ただ初夏から晩秋までの間、繁茂した雑草刈りに帰るだけでした。

 ところが今年の4月に一念発起し、妻と相談の上でサツマイモの苗を植えました。有難いことに10月中旬には30kg入り米袋で3袋分のサツマイモを収穫できました。これは驚きです。収穫の喜びも体感できました。子どもや知人におすそ分けしたものの、我が家では1か月以上焼き芋などの芋料理が食卓を賑わせたのです。

 世の中には「二匹目のドジョウはいない」という諺がありますが、しかし私はこの諺に反し、このサツマイモ体験を経て「来年はサツマイモと〇〇も植えてみよう」と来夏の栽培計画を練っているところです。しかしここで難問題が持ち上がりました。15年間も耕作放棄してきた畑ですから、雑草も負けてはいません。地中深くまで根を生やしており、野菜苗を植えることを拒んでいます。

 そこで地域のシルバー人材センターにお願いして、休耕畑に耕運機をかけてもらいました。担当者の話から、2回耕運機をかけてくれたようです。ということで、地中深くまで頑固な根っこを張り巡らしていた雑草も細かく粉砕されました。しかしそのままの状態で来春を迎えると、また根っこが息を吹き返すかも知れません。そこで昨日帰省をし、耕運機によって破砕された雑草の根っこ等を畑から取り除く作業をしました。鉄製熊手を利用して、地表面から少し掘り下げた所まで引き回し、かなりの分量を畑から取り除きました。

 しかし石ころが多いこと! 「こんなに小石が多かったな~?」と思う位、小石が出で来るのです。父母が栽培していた時は気が付きませんでした。というよりは百姓の子でありながら、農作業の手伝いをほとんどしていませんでしたので、昔から相当数の小石があったのかも知れません。

 何はともあれ、野菜作りが趣味の1つである私にとって、来春からの野菜作りに今から心が躍ります。美味しい野菜がどっさり出来て、知人等にお渡しができることを夢見て、来春を迎えたいと思います。