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藤井二冠の封じ手(第61回王位戦第四局)、1500万円で落札

 9月20日(日)のNHK総合21時に将棋界の新鋭、藤井聡太二冠の特集番組が組まれていました。私も妻も藤井二冠のフアンで、50分の番組を組み入るように観ました。

 今日(21日・月)の大分合同新聞に[藤井二冠の封じ手1500万円~九州豪雨被災地救援金へ~]の見出しで小記事が掲載されていました。「類は友を呼ぶ」という格言があります。昨日のNHKスペシャルが呼び水になったのか、今日(翌日)に関連の記事が掲載されたという偶然。世の中の出来事は本当に面白いですね。

 さて藤井二冠は八大タイトルのうち、棋聖と王位のタイトルフォルダーです。王位戦は二日戦とのことで、初日の最後に翌日最初の駒を指す棋士が翌日(二日目)の最初の指し手を用紙に記入します。この用紙を勝負の立会人に渡し、初日が終了となります。この翌日の指し手を記した用紙は「封じ手」と呼ばれるらしいです。

 王位戦は7戦戦って先に4勝した棋士が勝者となります。藤井二冠は四連勝で王位を獲得しました。前王位の木村一基九段(47歳)は昨年初めてタイトルを獲得し、最も遅いタイトルホルダーとなった棋士です。この木村前王位の発案で、日本将棋連盟を通じて封じ手の競売がなされたのです。話題を呼んだオークションだったので、第四局の封じ手は3000万円の値がついたようです。しかし正式には落札した人が氏名等の個人情報を明らかにしないといけない為に、3000万円の落札者は脱落し、結果として1500万円となったようです。それにしても同様のチャリティーオークションでの最高値は5万円だったこともあり、第四局の封じ手は破格の価値があったということでしょう。将棋フアンはこぞって入札に参加したのではないでしょうか。

 藤井二冠が初めて封じ手を行った第二局は550万1000円、そしてこのオークションを提案した木村九段の第三局は200万1000円だったとか。将棋フアンからの浄財が7月の九州豪雨で被害に遭われた方々を勇気づける復興支援に使われることを、九州に住む者の一人として大変嬉しく思います。