9月1日(火)13時現在、台風9号が沖縄本島の西海上の東シナ海を北上しています。中心気圧935hpaと非常に強く大型の台風です。予報円をみると進路の右側に位置する西九州をかすめるかも知れません。かすめる程度と言っても勢力を維持した状態で北上するでしょうから、九州各県は注意が必要です。強い風だけではなく、大雨にも注意です。
更に日本の遙か南の海上では熱帯低気圧が発生しました。9月2日(水)には台風10号になると見込まれています。台風予報によれば、日本列島に近づくと共に急速に発達すると指摘しています。この台風10号の進路予報がネットで公開されていますが、西は東九州から東は紀伊半島までの広域の範囲内で北上が予想されています。中心ラインは四国から広島・岡山県です。仮にこの進路予想が誤りがないとすると、台風9号によりも被害は甚大になると見込まれます。
今年の夏は異常に暑かった! ということで日本近辺の海上の海水温は台風を発達させるのに絶好の水温となっているようです。海水温30度以上の領域は物凄く範囲が広く、この海上を台風が北上すればたっぷりの水蒸気を補充してきます。その結果、超大型で非常に強い台風となって日本にやってくるのです。
台風列島日本。これからが台風シーズンです。昨年は千葉県や長野県、北陸各県が台風による風水で甚大な被害を被りました。今年も同じことが繰り返されるかもしれません。企業も個人も自分の生命と身体の安全、そして財産保全を第一に台風の発生状況や進路について関心をもって欲しいものてず。