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伊勢神宮にお参りしました

 12月13日(金)に伊勢神宮にお参りをしてきました。私は10年以上前から毎年12月にお参りをしています。お陰て大きな病気もせずに、清成事務所も順調に業容を拡大してきました。感謝の気持ちで一杯です。

 伊勢神宮は内宮と外宮とに分かれています。二つの宮との間をバスで移動すると約20分ほどかかります。共に杉の大木などうっそうとした森林に囲まれています。砂利で覆われた参道も木の葉一つなく綺麗に掃かれており、参道を歩くだけで清々しい気持ちに覆われます。正に「日本人で良かったな~」と感じる至福のひと時といって良いでしょう。

 内宮は今の天皇家の祖神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀っています。外宮は豊受大御神(とようけおおみかみ)を祀っています。豊受大御神は天照大御神のお食事を司っており、衣食住、産業の守り神としても崇拝されています。

 令和元年、日本全国では色々な災害が発生しました。しかし悪いことだけではありません。皆が笑顔になった好事も多々あったと思います。全てを自然に任せるのが日本人流です。四季があり風光明媚で自然豊かな日本国土ではありますが、自然災害が多いのも国土・地理がなせる業と言えるでしょう。日本人は「自然に逆らうことなく自然と共に生きる」という道を選びました。伊勢神宮の広々とした参道を歩くとその意味が良く分かってきます。伊勢の自然を活かして宮を設ける。これが伊勢神宮です。

 お伊勢参りは江戸時代には庶民の憩いの旅行だったようです。何回行っても、身体に伊勢神宮の杜の空気を吸い込むことの有難さに感激です。是非一度、伊勢神宮にお参り下さい。