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花火

先日、大分の花火大会に行ってきました。

県外に出ていたこともあり、15年ぶりの花火大会でした。

赤・青・黄・緑・紫などカラフルな色に、様々な形の花火が、音楽に合わせて上がる光景は素晴らしく、初めて大きな花火大会に行った子供たちは、大興奮でした。

 

でもその中で、私が一番心に残ったのは「昔花火」でした。

音楽はなく、ヒューという音と赤橙色のみのシンプルな花火は、何とも言えない風情があり、「これぞ花火」という感じで、いつまでも見ていたいと感じました。

 

技術が上がり、コンピューターで管理されるようになり、音楽に合わせて上がるシンクロ花火が当たり前になりました。たくさんの色や形が可能になり、様々な表現ができるようになりました。

エンターテイメントととして、素晴らしいことです。

でも、昔花火の風情、儚い花火の良さを改めて感じさせてくれた花火師さんに感謝したいような気持です。

新しいものを受け入れ、発展させつつ、古いものの良さを大切にして伝え続けていく、その大切さを教えられました。