前回に引き続き「毎月勤労統計調査」に関して寄稿したいと思います。昨日(1/23)に国会閉会中の審議が行われました。厚生労働省の毎月勤労統計調査の出鱈目な調査に係る集中審議だったそうです。根本大臣の発言は力弱く、頼りないものでした。が、驚く情報が分かったのです。
それは厚労省が設置した第三者委員会の報告書に関してです。第三者委員会の報告書の結論の一つに「恣意的組織的な隠ぺい工作はなかった」としていることです。また外部の専門家が主体となる第三者委員会が僅か!7日間で報告書を提出となければ、「本当に真摯にことの核心を突く調査を行ったのか」と懸念されます。
それに加えて、この報告書の素案らしきものを厚労省の職員が起草したというのです。もはや出来レースとしか言いようがありません。結論ありきで「早々に事態を収めたい」という厚労省側の意図がありありと透けて見えてきます。「嘘も100回言えば本当となる」と言います。意識して胡麻化してきた事実を「恣意的に胡麻化したのではありません」と100回言い続けるのでしょうか。呆れてものが言えません。
経営者の皆さん、誰でも失敗やミスはあります。その失敗やミスを正直に認めて、社員や取引先に素直に謝ることです。「あの経営者は正直だ」「真面目だ」「嘘を言わない」という信頼を勝ち取ることがとても重要です。厚労省の対応を見ていると「恥の上塗り」どころか、「抜き差しならぬ非常事態」に陥ったとしか言いようがありません。一国民として本当に情けない思いです。