「勉強することは高校や大学時代で終わりました」、というような発言をする経営者や管理者は絶対にいないと思います。会社経営は社内外の諸々の影響要因から常に刺激を受けています。これらの影響要因を探る知識やノウハウ、そしてどのように対応していけばよいかを立案し実行する知識・ノウハウを、経営者らは日々習得し続けなければなりません。
ということで、学校時代の座学ではない「学び」という経験を経営者らは必要とされています。
さて、先週土曜日(11月17日)に豊後高田市と宇佐市で、大分県・熊本県・佐賀県の3県の中小企業診断士30名弱集まって研修会を行いました。私も参加をしました。豊後高田市では「昭和の町」を起点とした市外からの移住者を増加させる施策を、宇佐市では国宝宇佐神宮の成り立ち等を専門ガイドから学びました。
このような知識は「診断士業務(経営コンサルタント)に役立つのか?」という疑問も発せられそうですが、如何なる知識や体験・経験は決して無駄にはなりません。経営者との他愛のない会話で、今回学んだ知識を披露することで、経営者との距離がぐっ~と縮まることもあるのです。
経営者や管理者の皆さん、学び続けることを止めないで下さい。孔子も「自分以外は全て師」と言っています。読書以外にも、花鳥風月等自然現象、幼子等々学ぶ対象と機会に溢れていることを理解して欲しいものです。