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再び、大坂なおみ選手

 再び、大坂なおみについてです。日本人はややもすれば、付和雷同ではありませんが「全員、右に倣え」の風習がありそうです。天下のNHK(!)も過熱ぶりの報道。昨日(9/13)の21時からのニュース番組で、東レ・パンパシフィックオープン出場の為に帰国した大坂選手(とそのコーチ)の動向を詳しく報道していました。

 インタビューに応えていた大坂選手は、「ありがとう」と感謝を述べつつ、自分を目指す子供達に向けて、「自分を目標にしないで下さい。責任がとれません」と20歳の若人らしい発言。シャイな心を持った美しい女性に感嘆しました。

 そしてまた、「テニスはゲーム、楽しんで下さい」とも。自分を追い詰めることを戒めたのでしょうか。自分を苦しくすると成果・成績は上がらないという事実を体験で掴んだのでしょう。「楽しむ」という気持ちで、全身をリラックスさせ、予想外の成績を出すこともあります。試験に臨んで、緊張し放しでは高得点はとれない、という受験勉強の苦しさも思い出しました。

 仕事も楽しくやりましょう。ただし、「楽しく」と「楽(らく)にする」というのは同義語ではありません。手抜きは絶対にしないように。最高のパフォーマンスを出す為のリラックス、これが「楽しくしましょう」です。勘違いしないようにお願いします。