「日本人初の快挙!」という文字が躍ると、日本人である私は本当にうれしいですね~。ところが、周囲はブーイングの嵐。「これって、なんなん?」という気分になり少々滅入ってしまいます。そう、大坂なおみ(20歳)が全米オープンテニスで、大坂なおみに言わせると「一番尊敬している人」であるセリーナ・ウィリアムズを破って優勝したという話。
何故、ブーイングの嵐を大坂選手が受けたのでしょうか。その理由や背景はもう皆さんはご承知のとおりです。確かに審判に問題がありそうですが、それを感情あらわに抗議していれば、冷静なプレーはできなくなります。怒った心の感情をコントロールできなかったセリーナは自ら墓穴を掘ったことになります。
これから大坂選手は追われる立場になります。これまでの大坂選手の戦い振りを知る限りでは、今回のセリーナの様に感情のコントロールができていなかったようです。失敗して落ち込み、顔にはくやしさが前面に、それがプレーに表れてミスが続く。このような負の連鎖が過去にありました。
頂点にたどり着くことは簡単ですが(ではないか)、その地位を維持することは極めて困難。自分を適切にコントロール技を大坂選手には身につけて欲しいものです。