6月19日の夜、多くの日本国民はTVの前に釘付けになったのではないでしょうか。そう、サッカーW杯ロシア大会での日本対コロンビアの対戦と応援です。結果は予想(!)を反して、アジア勢初の南米のチームに勝つという快挙も付いて、2対1で幸勝となりました。「日本、ニッポン、NIPPON、・・・」の連呼に”愛国心”が湧き立った人も多かったでしょう。私はどきドキで、ゆっくりとTV観戦とは行きませんでしたが・・・。
ここからが今回のプログの核心です。翌日からニュース、ワイドショーなど等あらゆる番組で「セネガル戦の戦い方」について過熱報道が始まりました。勝つという前提で、「これは有利な情報で・・」「これがあるので勝つのは間違いなし」という類のコメントが続出。本当に勝てるのでしょうか?! 甘い期待を重ねていくと、”予想外”の結果ができると落胆し、次は「敗因を招いた犯人は誰だ!」と犯人探しに走るようになります。
そう、これが日本人の特徴、特性なのです。「一同、右に習え」となれば、一糸乱れずに同じ行動を取るのです。これが日本人なのです。20日のTVは嬉しくてTVサーフィンをしましたが、21日も22日もとなれば、「どうしてこんなに楽観的に物事を組立てることができるのだろう」と不安になってきました。
企業経営の原理原則は、「悲観的に考えて考え抜いて戦略・計画を組立て、後は楽観的に実践する」です。「ここまで徹底的に考え尽くしたのだから、実行の段階では『人事を尽くして天命を待つ』という心持ちで経営に当たろう」。これがとても大事なのです。サッカーの話しに戻すと、「この勢いで次も勝って1次リーグ突破です」という専門家(?)達の楽観論の蔓延を憂うのは私だけでしょうか。