健康 · 2025/02/04
 2月2日(日)家族4人でべつだいウォークに参加しました。私と妻は3回目の参加です。午前10時30分に受付を済ませた後、別府に向けて別大国道(歩道)をゆっくりと歩きます。別大国道が別府市入口で終わる手前で最初の折り返しです。...
その他 · 2025/01/31
 日本国政府は国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)に支払っている任意拠出金の対象から、国連女性差別撤廃委員会を除外するように求めました。女性差別撤廃委員会が昨年10月に皇室の皇位継承が男性しかないことに関し、皇室典範の改正を求めたことにつき抗議の意味を込めてのことです。...
社会・経済 · 2025/01/28
 経営学者で一橋大学名誉教授の野中郁次郎氏が1月25日に89歳でなくなりました。野中先生を有名にしたのは何と言っても【失敗の本質】でしょう。複数の学者との共同研究の成果を書籍にした共作ですが、野中先生が防衛大学の教授時代に発刊された名著です。太平洋戦争で何故日本軍が無謀な戦いに挑んで敗退したのか、組織構造や意思決定システム等の分野において、敗退には明確な根拠があると喝破しました。私も読みました。納得のいく内容であり、企業経営にも応用できる考察が随所に出てきます。  さらにナレッジマネジメントの概念を提唱し広めたことにも多大な貢献をされています。会社には様々が知恵がふんだんに蓄積されています。しかし大半は個々の社員のノウハウやスキルであり、会社全体では共有されていません。宝の持ち腐れの状態です。会社は人の集まりですから、個々の社員が持っているノウハウ・スキルを有形無形に交錯させておかないと、会社の総合力は予想外に低い水準のままです。個々の社員が持つノウハウやスキルを他の社員や社内に伝播させていく仕組みが重要なのです。  個々の社員が持つノウハウやスキルは暗黙知です。暗黙知は明文化や視認化されていないものが大半です。暗黙知の対極にあるのは形式知です。形式知は明文化されているので、社内での共有を促進させることが可能です。概ね社内のノウハウやスキルの総体を100とすると形式知は10、暗黙知は90という具合です。よって個々の社員が持つ暗黙知を形式知に変換させていく仕組みが必要となります。  このような工程の重要性を教えてくれたのがナレッジマネジメントなのです。最近はこの言葉が忘れられたような気がします。ナレッジマネジメントは次のフローで深化・進化していきます。①暗黙知を形式知に、②形式知を社内全体に共有(深化)させ、③新たな暗黙知の醸成を促し、④そして新たに生まれた暗黙知を形式知へ転換していく。こんな具合で社内にあるノウハウやスキルを正の循環でバージョンアップさせていくのです。  米国発の経営理論が多い中で、野中先生は日本の学術界でも斬新な経営理論を産み出し発展できることを証明してくれました。私も大いに学ばさせていただきました。ありがとうございました。
社会・経済 · 2025/01/24
 経団連と連合との間で今年の賃金引上げに係る交渉が始まりました。消費者物価上昇率の2%超えが常態化した昨今、賃金引上げは労働者の安定した生活の保護という側面からも重要となっています。人手不足倒産などという言葉が発信されています。中小企業では社員確保が深刻化する中で賃金引上げは最重要な手立ての1つであることに間違いありません。...
社会・経済 · 2025/01/21
 迷惑電話を受けたり、詐欺まがいのメールを受信した方も多いのではないでしょうか。今日(1/21)の大分合同新聞に【詐欺被害23億円を超す】という見出しで関連記事が掲載されていました。大分県内では昨年度は特殊詐欺に関して2.4倍、SNS投資・ロマンス詐欺で1.6倍、前年度より増加したとあります。...
社会・経済 · 2025/01/17
 前回に引き続き大地震の話です。今日1月17日は30年前の平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災が発生した日です。私はこの日時を忘れることはできません。何故ならその時期に私は福岡市で中小企業診断士の3次試験(実務試験)を受講していたからです。...
その他 · 2025/01/14
 昨夜(1/13)21時20分前に宮崎県日向灘を震源とする地震が発生しました。TVの画面に緊急地震速報の表示ができました。緊急地震速報が流れると妻のスマホがけたたましく警報音が鳴り、「地震です、強い揺れにご注意ください」とアナウンスされます。ところが今回は妻のスマホには何の変化なし。妻曰く「この表示は笑いをとる為?」と言います。TVでは仮装大賞の演技が放映されていたからです。  一瞬「うん?」と思ったのですが、「これは本当の地震の警報だ」と気づき、コタツ下や食卓の下に潜り込んで揺れに備えました。大分市は震度4でした。ゆっくりと左右に揺れましたが上下に大きく揺れることはありませんでした。  気象庁は21時55分に南海トラフ地震臨時情報(調査中)を発表しました。用心にこしたことはありません。大地震は必ず襲ってきます。気象庁がオオカミ少年になっても良いではありませんか。そんなことを言っていると実際に大地震になった時、何の備えをしていない会社や市民は甚大な損害を被ることになります。この機会に会社やご自宅で地震に対する備えが十分であるかを確かめておきたいものです。
その他 · 2025/01/07
 令和7年が始まりました。昨年は1日と2日とに日本列島を震撼させる大災害が発生しました。今年は正月3が日、大きな天災地変がなく穏やかなスタートとなったように思います。読者の皆様方は如何過ごされましたか。今年一年、悪いことも少しはあるかもしれませんが、良いことの方が格段に多い年にしたいものですね。...
その他 · 2024/12/27
 令和6年度最後の投稿です。今年一年、つたない私のコメントをお読み下さり有難うございました。会社経営に関係することだけではなく、内政や外交などの政治の世界、教育、医療、福祉等々時機にみあった課題を取り上げて投稿してきました。自分の意見・主張の全てが正しいとは考えていません。異論噴出の方が私の考えを整理整頓できて、私自身のバージョンアップにも繋がります。反論、異論があればどしどし私までお寄せ下さい。  令和6年度は10年前に作成した【10年経営計画】の最終年でした。売上高でいうと予算比で10%以上の超過達成となりました。お陰様で顧問先数も増えました。その一方で年間勤務時間は令和29年度に年間で3260時間だったところ、今年は2203時間と1000時間も少なくなりました。俗にいうタイパが劇的に改善したのです。  しかし寄せてくる年齢の壁は段々と高くなってきました。仕事をするのがきつくなってきました。本を読むことも目が悪くなってきたことから厳しくなってきました。気力はあっても体力や知力がそれについていかなくなってきました。  令和7年度から新たに3年計画を立ち上げます。その中で自分の働き方について見直ししました。売上高等の数値目標も今年度実績からかなり落とした予算にしました。仕事を続けるとしても自分の体力や知力に見合った仕事をしていこうと考えている私です。
社会・経済 · 2024/12/24
 Xmasの直前に大きな経済ニュースが飛び込んできました。日本の自動車メーカーで第2位のホンダと第3位の日産が経営統合に向けて合意したというニュースです。日産と関係が深い三菱自動車も来年1月までに統合協議に参加するかを決定するそうです。中国メーカーに追い上げられている日本車メーカー。三菱も単独では生き残りは困難とみられることから、三者の経営統合という形におさまることでしょう。  何で日本の自動車メーカーがEV化に乗り遅れたのか不思議でたまりません。特に日産はカルロスゴーンがCEOのときに、世界各国の自動車メーカーに先駆けてEVを発売したのにです。経営戦略や新車開発戦略に一貫性がなかったのでしょう。どの分野に集中的に設備投資をしていくのか、その決断が日産をはじめとする日本車メーカーに欠落しているのです。新車開発に多額の資金を投入してきたとしても、これまでの成功事例である内燃機関車に資金を集中したのでしょう。EV等CO2を出さない又は少なくするという大命題への感知力が衰えていたに違いありません。  今回の統合への向けての協議、ホンダは貧乏くじを引くのではないかと心配です。日産の体たらく性は骨の髄までしみ込んでいるに違いありません。絶体絶命という窮地にありながら、必死さの熱量が経営陣から感じられません。弱者救済型の経営統合ではないでしょうか。日産にホンダが足をとられなければ良いのですが...。  何れにしてもトヨタ以外の日本車メーカーの統合の動きは加速することはあっても減速することはないと思うのです。

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